天照大神(あまてらすおおかみ) 十言神呪真言と祀り方

古事記の中の天照大神

天照大神さまのお話をさせて頂きたく思います。

天照大神(あまてらすおおみかみ) 太陽をはじめ光や慈愛、
真実などを象徴する、最も尊い神様と言われており、皇室の祖先とされています。

古事記では天照大御神(あまてらすおおみかみ)日本書紀では天照大神(あまてらすおおかみ)
、そして伊勢神宮においては天照皇大神(あまてらす すめおおかみ)と呼ばれています。

呼び方は様々ですが、同じ神様を指しております。

天岩戸の神隠れのお話しが皆様の知る所のメジャーなお話ではないでしょうか。
日本における最高位の神様と言われています。

そして太陽の神であると同時に、神御衣(かむみそ)を織らせ、
神田の稲を作り、天皇が即位の礼の後に初めて行う新嘗祭(にいなめさい)である大嘗祭(だいじょうさい)も
司る神様とされています。

神御衣(かむみそ)とは、神さまの着用する衣服。また、神にささげる衣服のことも指します。
新嘗祭(にいなめさい)とは収穫を感謝するおまつりでございます。

天照大神は、月読命(つくよみのみこと)と須左之男命(すさのおのみこと)と共に誕生しますが、
古事記ではつくしの国の日向で禊を行った際に生まれた3神となっています。
この際に住吉大社の祀神(ナカツツノウ、ウワツツノウ・ソコツツノウも誕生しております。)

このため古事記の場合ですとイザナミは母とは言いがたく、イザナギが単身で
御産みになられたと記されています。

左目を洗ったら、アマテラスが生まれた。とされています。
え?どうやって?と思いますが、目や鼻から神々を生む人たちなので深堀はしません。また、
スサノオは母親のイザナミを慕って泣くようなシーンも古事記にはございますが、
そこは私も高校生の頃古事記を読みまして、時系列が合わないなあ。と思ったことがあります。

イザナギが禊を行って生まれたとされるスサノオですが
いざなぎが禊を行ったのは、イザナミが火の神を生んで死んで黄泉の国で受けた穢れを落とすためでありますから

古事記の解釈ではイザナミは既になくなった後に誕生していますので時系列がおかしくなってしまいます。

日本書紀ではまた解釈が違うようです。この辺は、今はスルーしましょう。

ちなみに、原点に戻りますが、
一番最初に高天の原と呼ばれる、天の高い所に現れたのは、
天之御中主神(アマノミナカヌシカミ)がまず最初に古事記に登場します。

次に、宇宙を生成をつくる神、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)と
神生巣日神(カミムスビノカミ)なのですが、
ちなみにこの3神は姿かたちがございません。性別もない単神です。
エネルギー体と思っておいてください。

その後も次々と神様が誕生し、ようやく、神代7代(カミヨナナヨ)で
伊邪那岐(いざなぎ)と母は伊邪那美(いざなみ)が登場します。

今でいう第七世代ってところなんでしょうか。

何故か男女ペア、一対で登場しているのが特徴です。そして、偉い順は年功序列じゃないのね。と。
天照は、先ほども申し上げましたが伊邪那岐(いざなぎ)が単神で生み出されました。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、イザナギが左目を洗った時に生まれたとされています。
想像するとちょっと怖いですね。

そこから国生みの話になりますが、長くなるので今回は割愛します。

イザナギとイザナミは沢山の神様を次々に御産みになられます。

風の神に海の神、石の神に壁の神やら門の神とかもう、子だくさんでじゃんじゃん生みまくります。

そんな仲の良い夫婦神でしたが、イザナミは火の神の『火之迦具土神』(ヒノカグチ)を出産した際に
大やけどを負い、それが原因でなくなってしまわれます。

学生時代は、え?神様なのに死ぬの?とか、、なんで火が最後なの?
1番2番でもいいぐらいじゃない?とかね。
あと、暑さでもだえ苦しんだ嘔吐物からも神々は生まれていて

金山ビ古神(カナヤマビコノカミ)と金山ビ売神(カナヤマビメノカミ)
みんな大好きお金の神様として祀られる神ですが、鉱山を守る神として生まれています。
お金のかみさまが嘔吐物。。っていうのも凄い話ですが、

その後も、ピーとプーなどからも神様が生まれていますが、食料に関する神なので食事中の方も
おられるかもしれませんので割愛しましょう。もっとなにかなかったのかな。とおも思いますが。

あと、一番驚いたのが、妻が生死をかけて一生懸命に産んでくれた
火の神の赤ちゃんヒノカグチを、イザナギは怒って首を切り落として切り刻んでしまいます。
そして、
その流血からも沢山の神が生まれました。正直グロイです。怖いです。

その後、
大変悲しんだイザナギは黄泉の国へとイザナミを探しに出かけます。
亡くなっているのに何をどう探しに行くのか分かりませんが、
黄泉の国へ探しに行くんですね。

初めて亡くなった方がイザナミのはずですが、
既に黄泉の国が存在していてそこに番人の神がおられるんですね。
いつできたんや?と当時は思いました。

イザナギは死者の国へ到着し、岩戸の前から迎えに来たことを叫びます。

そうしましたら、死んだはずのイザナミが『こちらの世界の不浄の食べ物をもう食べてしまったので
戻れない。』とイザナギに伝えるんですが、イザナギが食い下がってくるもんですから、

「黄泉の国の神様に地上に帰れるように相談してきます。
その間私の姿は絶対にみないでください」と言ってイザナミは奥に消えていきました。

しかし、待てど暮らせどなかなか帰ってこないイザナミにしびれを切らし、
イザナギはイザナミを探しに奥に入っていきその姿をのぞき見てしまうのです。

そこには醜く変わり果てたイザナミの姿がありました。
もう完全にバイオハザードです。

魔物に食い荒らされていて、ゾンビ状態になっているイザナミがそこにいたんですね。

み~た~な~。という感じなのでしょうか。

驚いたイザナギは追いかけてくるシコメや邪鬼達を桃を投げつけて撃退しながら
命からがら黄泉の国から逃げ帰ります。

なんで、あんな桃の肌と言われるぐらい柔らかい果物を選んでそれで撃退できたのか非常に謎ですが
桃には昔から不思議な力があると言われていますので、安倍晴明神社にも祀られていますね。
邪気を断ち切る力があるとされています。なんとか助かったわけです。

命からがら地上に戻ったイザナギは、穢れた体を清めるために禊(みそぎ)を行いました。

禊の最中に、身に付けていた装飾品などから十二柱(はしら)の神々が生まれ、
その後も数々の神々が誕生しました。

最後に伊邪那岐(いざなぎ)が顔を洗うと、左目からは太陽の神・天照大御神(あまてらすおおみかみ))が、

右目からは暦を司る月読尊(つくよみのみこと)が鼻からは嵐の神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)が誕生しました。スサノオはここで誕生するんですよ。

この三柱を「三貴子」と呼びます。イザナギは「三貴子」に世界を治めさせることにしました。

ようやく本日の主役アマテラス大神さまがここで参上でございます。お待たせいたしました。

天照大神登場

天照大御神(あまてらすおおみかみ)には高天原(たかあまのはら)を
月読尊(つくよみのみこと)は夜を、
素戔嗚尊(すさのおのみこと)には海を納める様に命じました。

天照大御神は高天原(天上の国)を治めていました。
すさのおのみことは、成人してもお母ちゃんに会いたい、お母ちゃん恋しや。と泣くばかりで一向に
海をおさめず、海は荒れ果てていました。
それを見かねたイザナギに現しの国(うつしのくに)を追放されてしまいます。

仕方がないので、スサノオは、お姉ちゃんの所へい~こおっと、天野浮橋を渡って
アマテラスの所へ参じます。

しかし、アマテラスの陣営はスサノオが攻め入ってきたと思って戦闘態勢でそれを迎えます。
ここから、誓約関係のお話が入りますが、そこは割愛します。

そして、高天原でスサノオは畑を荒らしたり、祭礼を怪我したり好き勝手暴れまくるので
手を焼いていたところとうとう事件は起きました。

天照大神のもとで働いていた機織り娘を事故死させてしまったのです。
限界を超えた天照大神は、それも自分の責任であると天岩戸に引きこもってしまったのでした。
ここからが有名な天野岩戸へのお隠れのお話となります。

太陽神に隠れられて、世の中は闇となり、困った八百万の神々が相談をします。
岩戸の前で天宇受売命(アメノウズメのミコト)が胸もさらけ出して妖艶なダンスを楽しく踊り始めたところ、
何事なのかな?と暗闇のはずなのに、、と
岩戸を少しだけ開けて何事か見ようとした天照大神の姿が八ハタの鏡に映し出され
天手力男神(アメノタジカラオノカミ)がそのすきにぐいっと岩戸を開けて
引き出し戻れないようにしたことで、この世に太陽神が戻ったとされています。

古事記のお話の解釈は様々なので今回のお話が正しいと限りませんが大筋は
このようなお話でございます。古事記のお話は以上にしまして、

太陽神であり、天皇の祖神であり、そして日本の最高神である天照大神は、国に平和と豊かさを与える神として、現在でも最高神として神宮と呼ばれるところでは、お祀りされています。

そんな天照大神のご利益は、国土安泰、開運、勝運、福徳、五穀豊穣とされています。

また伊勢神宮においては、外宮からお参りをし、その次に内宮、別宮とお参りすればさらなる
ご利益を得られるとされています。

十言神呪(とことのかじり)

十言神呪(とことのかじり)を唱える方法がございます。
伊勢神宮に祀られている太陽の神様「天照大御神」のご神名を唱えるという真言があります。

アマテラスオホミカミと10音が真言となっており
マントラと同じく、邪気を払う効果があるとされています。

武田信玄公も採用しており武田家に伝わる「乙中甲大事の秘事(おっちゅうこうだいじのひじ)」の中に、
十言神呪(とことのかじり)を十回唱えよという教えが記載されています。

是非、来る一粒万倍日にはアマテラスオオカミさまの真言を10回お唱え下さいませ。

十言神呪は「ア~マ~テ~ラ~ス~オ~ホ~ミ~カ~ミ~」と一息で唱えます。

天照大神を自宅でお祀りするには、まず神棚を用意します。
神棚は、清潔で拝みやすい場所、また神棚を置いた下は潜り抜けられない場所である必要がございます。

そして神棚は南か東に向けて飾るようにします。
神棚に伊勢神宮でいただける「天照皇大神宮」と書かれたお札を中央に祀ります。

そして神棚に榊や蝋燭、鏡などの神具を置きます。

神棚にお参りするときは、まず手を洗い、口をすすいでから米、水、塩をお供えし、お酒や海の幸、山の幸もお供えします。これらのお供えが終わってから、神社にお参りするときと同じく、二拝二拍手一拝をして、朝夕に拝むとよいでしょう。

神棚が置けない場合は、清潔な戸棚の上など、失礼のない高い場所に、白い布を敷いた上に南か東を向けてお札を置いてください。

神社によってはお札立てを販売しているので、それを利用するのもよいでしょう。氏神様や鎮守様のお札も飾るときは、天照大神が中央、向かって右が氏神、左が鎮守のお札となります。

アマテラス大神さまのお札は私の方でも一粒万倍日限定で御祈願お作り致しております。
仏画絵師と共に私の方でデザインを1から古代の波動を辿り作らせて頂きました
日本で唯一のアマテラス大神様のお札でございます。一粒万倍日限定で出品しております。

伊勢神宮、天岩戸神社などゆかりのある地をお尋ねになってもよいかもしれません^^

では、十言神呪(とことのかじり)を唱えて参ります。動画をご覧くださいませ。

 

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