降三世明王(ごうざんぜみょうおう)の恐ろしいパワー

降三世明王(ごうざんぜみょうおう)の恐ろしいパワー

今月も、宮城県仙台市から奈良県橿原神宮秋季祭、そして箕面弁財天さまのご祈祷参拝を
行脚して参りました。

本日は、降三世明王(ごうざんぜみょうおう)と読みますが、明王様のお話の後
遠隔参拝をして頂こうと存じます。

降三世明王(ごうざんぜみょうおう)こうさんぜ、ではなくごうざんぜみょうおうとお読みいたします。
梵語名は「トライローキャヴィジャヤ」と言い、 「3つの世界を降伏させるもの」という意味から降三世明王と言われております。
勝三世明王と呼ばれる場合もあるようです。

降三世明王は、密教特有の尊格である明王のひとつ。五大明王の一尊としてメンバーになっている東方担当のガードマンという
わけでございます。

「三界の主(シヴァ)を降伏させた」という意味です。

シヴァといえば、ヒンドウ教の3最高神のおひとり(破壊神)であり、
そちらを降伏させたということもあり、
宗教問わず強烈な力を発揮する仏様でございます。

降三世明王さまは、その正体はいろいろな説があり、大日如来の化身とも阿閦如来(あしゅくにょらい)の化身とも、
はたまた金剛薩埵(こんごうさった)という菩薩の化身ともいわれています。
五大明王の一尊で単独では祀られません。

過去、現在、未来の「三世」における、 貪欲・瞋恚(しんに)・愚痴の三煩悩を取り除いてくれるとされ
悪魔祓いに定評がございます。従いまして、悪魔祓い、黒魔術消しなどにも
こちらの真言がつかわれることもあるようです。悪魔も払えるという凄い番長のような神様仏様でございます。

番長と申しましたが、このお姿をご覧くださいませ。
かなり、『ヤバイ』です。

邪気やシコメではなく、人のような姿の人を2体も踏みつけています。
ご覧ください。顔やお腹をふみちゃんこにしています。

じつは、この方々人ではございません。なんと!神様なのです。

ヒンドウ教の最高神の一人である、シヴァ神とその奥さんのパールバディ様夫妻でございます。

もう、めちゃくちゃしよるな。。と。しかも、他宗教ですよ?ふつう。。怒ってきますよ❓

何故、こんな目にあわされているのかと申しますと、、
大日如来様が説法をしていたとき、ヒンドゥー教のシヴァ神(大自在天)とその妃パールバディ・鳥摩(ウマー)が
仏教の教えに従わず欲望に捕らわれていたため

降三世明王が降臨して倒したといわれています。
そのため、降三世明王像の足下には大自在天のシヴァ神とパールバディ(鳥摩うーま)が踏みつけられちゃった。というわけです。

背には炎の形をした光背(こうはい)を持ち、手には様々な武器を持っています。4つの顔と8本の手が一般的な像容ですが
他にも造形は三面八臂(さんめんはっぴ)と呼ばれる3つの顔と8本の手をもつ姿で、かなりヤバイやつです。

降三世明王が他とは違うことがもうひとつありまして、
めづらしい手印を組んでおられます。「降三世明王印」を結んでいます。

胸の前で2手の小指を絡ませて交差させ、人差し指を立てるこの印を用いるのは降三世明王だけです。
間違っても立っているのが中指じゃなくて良かったなと思う所でございます。

お顔も衝撃的で、その夫婦を怖い顔で踏みつけています。

力をもってしてでも仏教に導くとされる明王であっても流石に人を踏みつけるとは、やり過ぎ感満載でございます。
ザ!武力行使!でございます。

諸々節はございまして、大日如来が行ってこい!と降三世明王を降臨させた節や
よく語られるのが、大日如来が恐ろしい忿怒身に変身して降三世明王のお姿となって
二人のよその神様を力で降伏させたとも言われています。

それなら、如来なんだし自分の姿で行けばいいやん。と思うのですが、わざわざ、こわもてにして
気合入れて出ていくというのが、ミソですね。

まるで、龍が如くの桐生一馬を連想しましたね。
普段は和やかなハワイアンシャツを着て
ヒマワリという養護施設で子供たちを可愛がって育てているカタギの男性なんですが、
ひとたび怒らせると、眉間にしわを寄せて、お決まりのスーツに着替えて
どこの組でも殴り込みに行ってしまうという。

ちなみに、しかもその桐生一馬さん、大日如来の梵字「 バン」 が背中に入っているんですよ。

ただね、この降三世明王は「ウン」という梵字のため、大日如来とは別なんですけどね。
梵字まで変えて変身しすぎですね~。
ちなみに、わたしは真島吾郎や秋山さんの方がキャラとしては好きですけどね。
秋山さんは、山寺宏一さんが声優をされていて最高のキャラクターです。

ちょっと余談が過ぎましたが、
この踏みつけ方が、結構容赦ないところが、この降三世明王の強さ、怖さを物語っています。

仏教の階級ですが、分かりやすく前回ご紹介しました仏頂尊が名誉会長だとしましたら、
上から如来が取締役、菩薩は部長、明王を課長、天部は係長である。羅漢や、弘法大師、一遍上人などの高僧は
修行伝達人の身なので平社員という感じなのですが、

他宗教の最高神を踏みつけてる
シヴァ(大自在天)やその化身であるマハーカーラ(大黒天)は明王よりも下部である天部に所属させられていますから、
降三世明王のほうが格上という位置づけとなります。

そんなこんなで
降三世明王は過去・現在・未来を収める神であったシヴァとウマを降伏させたことにより、
過去から未来まで人々の煩悩である貪・瞋・癡(とん・じん・ち)の三毒を降伏させる強い力をもつ
強く恐ろしい神様として君臨している訳でございます。

そのことから煩悩除去や悪魔退散等のご利益があるとされています。

では、動画でご真言をお唱えします。
オン・ソンバ・ニソンバ・ウン・バザラ・ウン・パッタ

 

波動を上げる遠隔氣功及び

護符呪符霊符の作成は問い合わせよりお願い致します。

遠隔氣功の道 みこと
LINE@ お得な情報配信中 予約可

友だち追加

遠隔気功ヒーリング

もっとあなたらしく生きるためにご自宅で気楽に遠隔氣功ヒーリング

メールでのご予約はこちら 

Follow me!